すべての小売店および生産拠点 における持続可能で革新的なアプローチ

ブルガリは、小売店における持続可能性を推進しています。店舗がカレンダーに合わせてファブリックを変更することで、ショーウィンドウを全面的に交換するのではなく、部分的に交換できる方法を推奨しています。 また、ウォッチやハイジュエリーのイベントなどの期間限定のポップアップストアに向けて、持ち運びや分解・組み立てが容易なモジュラー式の家具を開発し、平均3回以上の利用を可能にしています。

小売業界において、ブルガリは（特にドバイ・モール・ファッション・アベニューなどの）小売スペースにおける家具の製造過程で発生するCO2排出量を測定し、完全にマッピングすることで、初めてその一例を示しました。 この革新的な測定システムの採用により、ブルガリはパイオニアとなりました。2023年以降、すべての新規プロジェクトは、予測される全体的な影響を明示することになります。

2017年に設立されたブルガリ マニファットゥーラ ヴァレンツァ(Bulgari Manifattura Valenza)は、敷地面積1.5万平方メートルを誇り、ヨーロッパ最大のジュエリー工房として位置付けられています。 この工房は、環境負荷の少ない技術や素材を使用し、エネルギーと環境の持続可能性に配慮して設計・建設されました。 このことは、持続可能性の達成とリーダーシップの国際的シンボルとして知られるLEED Gold®認証を取得したことで広く認められています。また、ブルガリはアイルランドのホライゾン流通センターでも同様の認証を取得しています。

メゾンの生産拠点では、ISO 14001（環境マネジメントシステムに関する規格）およびISO 45001（労働安全衛生マネジメントシステムに関する規格）の認証取得に向けた取り組みを進めてきました。これには、マニファットゥーラ ヴァレンツァとローマのハイジュエリー工房でのISO 14001およびISO 45001の認証、フィレンツェのアクセサリー工房とスイスのウォッチ生産拠点でのISO 14001の認証、アイルランドのホライゾン流通センターでのISO 50001（エネルギーマネジメントシステムに関する最高規格）の認証が含まれます。 2022年には、ブルガリの生産拠点および流通センターのすべてをISO 14001認証済みとする目標を達成しました。