マニファットゥーラ ブルガリ
「イタリア製」の価値観を讃える、新規拡張されたマニファットゥーラは、革新、持続可能性、サヴォアフェールの継承に対するコミットメントを具現化しています。
14,000平方メートルから33,000平方メートルへと拡張されたマニファットゥーラ ブルガリは、2029年までに生産能力を倍増し、500人超の職人を雇用することを目標にしています。新しい世代の才能ある職人の技巧に投資したいと考えているからです。
工房には新たに、スクオーラ ブルガリも併設されます。ジュエリーに焦点を合わせた、一般市民にも開かれているメゾン初の教育センターです。新規作用の職人がこれまでトレーニングを受けてきた既存のブルガリ アカデミーに加えて新設されました。 このプロジェクトの核となったのは、持続可能性です。再生可能エネルギーを活用することによって、実質的にカーボンニュートラルな拡張工事になるよう配慮されています。
「イタリア製」に対する敬意
古くから伝わる金細工芸術が刷新され、さらに磨かれ、生まれ変わる唯一無二の空間。来る日も来る日も、クリエイティビティと職人技の限界に挑戦しています。 逸品の代名詞でもある「イタリア製」に対する共通の情熱の下、マニファットゥーラ ブルガリは革新力を高めるよう努力していますが、情熱と専門知識を支えに培ってきた伝統を守り、継承することも忘れてはいません。
金の街
金細工芸術の後援者であるハイジュエリーメゾン、ブルガリは、ヴァレンツァに対するコミットメントをさらに強化します。ヴァレンツァは、19世紀初頭以来、卓越した職人技を継承してきた地域です。 垂直統合というブルガリの戦略的ビジョンを推し進めるため、本拡張プロジェクトでは、原材料の調達から最終クリエイションに至るまでジュエリー製造の全工程を管理しつつ、伝統的な職人技を将来に繋げることを目指しました。
伝統の未来
熟練した職人の手によってクリエイションが作り出される、マニファットゥーラ ブルガリ。匠の技と最先端の機械が見事に融合し、伝統と革新の間に絶え間ない対話が生まれます。 静寂な緑のオアシスの中に佇むこの工房が讃えるもの、それは真の原動力、そして着想源である人的要素です。
教育に対する情熱
マニファットゥーラの心臓部とも言えるスクオーラ ブルガリは、一般市民にも開かれています。金細工の基礎を教える初級レベルのコースが提供されます。 生徒は、伝統的な技法とその適用方法、また革新的手法との併用方法を学ぶことができます。
持続可能性に配慮した取り組み
新しい工房には、持続可能性に配慮した設計を取り入れました。環境フットプリントの顕著な削減を目指し、省エネルギー化を優先事項にしたうえ、生物多様性など周辺地域の保全も考慮しました。 拡張に際し導入された地熱および太陽光発電システムにより、工房の運営に必要なエネルギー量の50％を賄うことができます。残りはすべて、再生可能エネルギーによって賄われています。
象徴の制作
遠い昔から培ってきたサヴォアフェールを革新的技術によって今日まで継承し、さらに未来へと繋ぎます。 何よりも大切にしているのが、卓越性を追求する姿勢です。 原材料が、ブルガリの職人によって時を超えても褪せることのない傑作へと姿を変える工程は、まさに芸術そのものです。
卓越性が結集する場所
LEEDゴールド認証（世界中で最も厳格な建築の環境性能評価システム）を受けた施設から、植林をはじめとする生物多様性に対する取り組み、そして社員のための包括的なウェルビーイングプログラムや地域に対するコミットメントに至るまで、マニファットゥーラ ブルガリは製造者としての役割を超えた、統合的持続可能性モデルとしての地位も確立しました。 工房では、職人技、革新、社会の発展が、相互成長を通してすべての物と人が繋がるというラグジュアリーの包括的ビジョンに向かって同時に進められています。
