アートと後援
意義ある芸術家支援活動によって芸術遺産を維持し、コンテンポラリーアートの取り組みと文化施設とのパートナーシップの牽引に尽力すること。
今日行動することで、素晴らしい明日を築くことが可能です。 この信念に基づき、ブルガリはブルガリ財団 (Fondazione Bvlgari) の創設をお知らせします。 ローマ発のメゾンであるブルガリは、社会に還元する方法で永遠の価値を生み出すことを、常に自身の義務だと感じてきました。それは、数多くの多面的取り組みを行う地域社会全体に思いを向けることであり、主にアート、フィランソロピー、サヴォアフェールの領域に対するものです。 メゾンのアイデンティティに属するミッションの頂点として、ブルガリ財団は、思いやり、寛容さ、長期的な献身を通じて意義ある明日を築くべく尽力しています。 人間の多様性の素晴らしさを顕在化させることで人生を高い次元へと昇華することができるという信念を抱き、営みのあるどの分野にも、そして行動の影響を受ける全ての人の中に潜む無限の可能性と固有の美しさを見出し、育て、大切にすることを目指しています。
意義ある芸術家支援活動によって芸術遺産を維持し、コンテンポラリーアートの取り組みと文化施設とのパートナーシップの牽引に尽力すること。
誰も取り残さないという意思を掲げて社会経済的一体性に尽力し、万人に平等な機会を確実に提供すること。
職人コミュニティのためのサポートシステムを通じ、次世代への継承を保証する伝統技術に尽力すること。
ブルガリでは一連の芸術家支援の取り組みを行っていますが、文化遺産の価値は時間の経過とともに既に拡大しています。これまでの例を挙げると、アラ・パチスの修復の他は、ヴェニスの黄金階段、ローマのスペイン広場の階段、カラカラ浴場の床のモザイク、トルローニャ・コレクションに含まれる古代ギリシャとローマの彫像90点、トッレ・アルジェンティーナ広場のアレア・サクラの修復に対する資金援助などがあります。 同様に、メゾンはMAXXI財団、ホイットニー美術館、ミラノデザインウィークなどとの意義あるパートナーシップを通じてコンテンポラリーアート体験を育んできました。
ブルガリによる良質な教育を育むための継続的フィランソロピー理念に対するブルガリのサポートを踏まえ、ブルガリ財団は、セーブ・ザ・チルドレンとの戦略的パートナーシップにさらに力を入れていくつもりです。 ジェンダーに関係なく様々な分野の才能を評価する賞として2016年に創設されたアウローラ アワードは、今後、女性の先進的な声と革新的なアイディアを世に広めるための、財団の公式なプラットフォームとなります。 この分野での他の取り組みとしては、学校と産業界の関係を強化することを目的としたアルタガンマのプロジェクトでの学校支援への参加に加え、型破りな女性アーティストをサポートするためのブルガリとトライベッカ映画祭とのパートナーシップがあります。
ブルガリの比類なき職人技術のレガシーに触発されたブルガリ財団は、これから新たなパートナーシップを築き、現在のパートナーシップを強化して、若い世代の職人のために雇用機会および特定のトレーニングプログラムを新たに生み出していくつもりです。 ヴァレンツァのジュエリー・マニュファクチュールならびにInstitut des Métiers d’Excellence LVMHへの就職のための専門養成所であるブルガリ・ジュエリー・アカデミーはその一例です。当グループの工芸と才能を後世に引き継ぎ、さらに高め、世に出すためのプラットフォームとして作られました。 また、近い将来、メゾンはヴァレンツァの工房にラ・スクォーラ・ブルガリを開校予定です。ブルガリでは初の外部学生を受け入れる訓練校となります。