ブランド保護

歴史と伝統を守るため、ブルガリは社内に知的財産（IP）＆ブランドプロテクションチームを設け、ブルガリブランドの適切な管理を徹底しています。

オンライン販売

今日、ブランド保護において最も大きな脅威の一つが、オンライン販売からの影響です。高級ブランドの偽造品のうち約40パーセントは、オンラインで販売されていると推定されています。 この状況は、ブランドのイメージや経済的側面だけでなく、こうした商品を購入する人々にとっても懸念があることを示しています。偽造品には、安全性が確保されていないにもかかわらず規制の対象となっていない素材が使用されており、その健康に及ぼすリスクに気づいていない購入者も多いためです。

Auraブロックチェーンコンソーシアム

ブルガリは、親会社であるLVMHとともに、Auraブロックチェーンコンソーシアムの創設メンバーとして参加しています。このコンソーシアムは、マルチモーダルなプライベートブロックチェーンを提供し、製品の真正性とトレーサビリティを確保するための取り組みの中で、ブランドのIP＆ブランドプロテクションチームを支援します。 ブルガリによるブランド保護対策は、以下の2つの方向から進められています。まず、ブルガリが所有・管理する知的財産権のポートフォリオを強化し、これらが他者によって不正に使用されないようにしています。そして、この独占的な知的財産権を、現地の弁護士、調査官、税関当局、法執行官の支援を得て、世界中でウェブ上とオフラインの両方において展開し、あらゆる形態の偽造品に対抗しています。 このような対策により、ブルガリのブランドは偽造品や模倣品から守られています。