A Celebration of Colour

ブルガリとナショナルジオグラフィック・クリエイティブ・ワークスによる共同制作ドキュメンタリー『A Celebration of Colour』。世界有数の宝石の都ジャイプールを舞台に、ブルガリのジュエリー クリエイティブ ディレクター、ルチア・シルヴェストリと、グローバル ブランド アンバサダー、プリヤンカー・チョープラー・ジョナスの色彩豊かな旅を追います。

色彩のアイデンティティ

“ピンクシティ”の名で知られるジャイプールは、テラコッタ色の建造物、黄金色に輝くマリーゴールド、スパイスの香り漂う市場が織りなす、活気に満ちた迷宮のような街です。 ここでは、色彩は単なる美しさにとどまらず、街のアイデンティティを形づくる“言語”そのものとして息づいています。 1727年の建都以来、街を彩るピンク色の壁は、旅人や職人を惹きつけてきました。ラジャスタン各地はもとより、さらに遠方からも名工たちが集まり、彼らの手によって、ジュエリーのものづくりとジェムカッティングという芸術が、この地で数世紀にわたり花開いてきたのです。

原石からジュエリーへ

トルマリン、サファイア、エメラルド、ルベライト——すべてが、ルチアの鋭い眼差しのもとで一つひとつ丁寧に選び抜かれていきます。 「夢が芽生え始めるの」——ルチアはプリヤンカーにそう語ります。 ジャイプールの伝統と自然の奇跡が溶け合い、街の色彩を讃えるクリエイションがここに生まれます。

ブルガリのアーツマンシップを知る 

感性が響き合う出会い

これまでにも40回以上ジャイプールを訪れてきたルチア・シルヴェストリ。今回は、ブルガリ グローバル ブランド アンバサダー、プリヤンカー・チョープラー・ジョナスという特別なゲストを招きました。 インドに生まれながらも、プリヤンカーがジャイプールを訪れたのは数えるほど。 この旅では、ルチアの眼差しを通して街の色鮮やかな名所を巡り、ブルガリの唯一無二のクリエイションへとつながる、ジェムストーン選定という詩的な儀式の瞬間に立ち会いました。

All images credits to Celeste Sloman, Photographer.