ブルガリ財団は、これらの文化遺産の保護を自らの責任ととらえ、その歴史的な重要性と美しさを後世に伝えることに尽力しています。文化的プロジェクトと芸術への支援活動に対する揺るぎないコミットメントは、長年にわたって数々の取り組みを形にしてきました。当初、ブルガリが支援していたものは、現在ではブルガリ財団へと引き継がれています。

トルロニア財団

2017年、ブルガリはトルロニア財団との長期にわたるパートナーシップを発足させ、世界で最も重要な古代大理石彫刻のプライベートコレクションであるトルロニア コレクションに輝きを取り戻す支援を行いました。

修復のメインサポーターとして、ブルガリはトルロニア家が19世紀のローマで収集した600点以上の作品のうち、約150点の傑作が本来持つ壮麗さを披露する上で重要な役割を果たしました。現在このコミットメントはブルガリ財団へと引き継がれています。

画像提供:©トルロニア財団 - 撮影:アゴスティーノ・オジオ

ヴィラ・ジュリア国立エトルリア博物館

ブルガリ財団は、エトルリア文明に関する世界有数の機関であるローマのヴィラ・ジュリア国立エトルリア博物館との複数年にわたるパートナーシップを始動させています。この取り組みでは、修復プロジェクトや文化的なボランティア活動の他、エトルリアの芸術性がイタリアの金細工に及ぼした揺るぎない影響を讃えるカステラーニのジュエリーとブルガリ・ヘリテージ・コレクションとの対話形式による特別展示などを通じて、博物館の素晴らしい作品に新たに注目しています。

象徴的な修復

長年にわたり、ブルガリはローマの考古学的遺跡であるトッレ・アルジェンティーナ広場、象徴的なスペイン階段、アラ・パキスの改修、ヴィットリアーノの彫刻など、イタリア全土の文化遺産の修復に貢献してきました。今日、ブルガリ財団は、こうした重要な文化的プロジェクトに対して、より広く、より永続的な価値を提供することによってこのコミットメントを強化しています。