現代の奴隷および人身売買根絶に関するステートメント

「Modern Slavery Act 2015(現代奴隷法2015)」は、英国および世界中の奴隷制を根絶するために制定されました。この法案は、2013年10月に下院に草案が提出され、女王の裁可を得て、2015年3月26日に法律となりました。現代奴隷法2015の第54条は、事業(または事業の一部)を英国で営んでおり、全世界合計の年間売上高が3600万ポンドを超える組織すべてに対して、会計年度ごとに奴隷および人身売買に関するステートメントを作成することを要求しています。
「California Transparency in Supply Chains Act of 2010(カリフォルニア州サプライチェーン透明法2010)」は、米国カリフォルニア州において2012年1月1日に施工されました。この法律は、奴隷および人身売買を排除する取り組みに関する製造・小売業者からの情報量を増やすために制定されました。それによって、消費者は購入する製品や応援する企業について、より多くの情報が得られ、より良い選択が可能となります。 ブルガリにとって今回が英国およびカリフォルニア州の現代奴隷法2015の要求に対応した初めての公式ステートメントですが、ブルガリは以前から、現地の習慣や慣習以外に加え、該当するすべての法規、人権、普遍的自由権、基本的自由を尊重し、倫理的な事業活動に取り組んできました。 ブルガリは、セーブ・ザ・チルドレンとのパートナーシップ、キンバリー・プロセスの採用、Responsible Jewellery Council(責任あるジュエリー協議会)への加入などをはじめとした主なイニシアティブをとり、具体的な活動を通してこの取り組みを実施しています。 英国現代奴隷法2015およびカリフォルニア州サプライチェーン透明法2010の上記の要求事項に従い、事業が責任を持って遂行されていることを確証するため、倫理規定、サプライチェーンの監視、その他のツールといったさまざまな見知に立った活動を実施し、ブルガリは常に、奴隷、人身売買、ならびに社会におけるいかなる形の人権侵害を拒むためにコミットメントの改善に努めています。 Code of Ethics, Supply Chain

Bvlgari's commitment to Corporate Social Responsibility.

ブルガリとコンフリクトダイヤモンド

「コンフリクト(紛争)ダイヤモンド」または「ブラッドダイヤモンド」は、合法的な政府に対抗する反政府武装勢力の資金源に利用される原石ダイヤモンドを指します。ブルガリは、コンフリクトダイヤモンドをきわめて深刻な問題と認識し、キンバリープロセス認証制度を遵守している国の信頼できるサプライヤーからのみ、研磨済みダイヤモンドを購入し、コンフリクトダイヤモンドを在庫として持つことがないよう努めています。キンバリープロセスは、各国政府、業界団体および市民社会が共同で取り組むイニシアチブであり、国際的な認証システムによりコンフリクトダイヤモンドの流通を食い止めようとするものです。さらに、ブルガリと取引のあるサプライヤーはすべて、ワールド・ダイヤモンド・カウンシルをはじめとする、自主規制制度を通じてキンバリープロセスの実施を目指す業界団体に所属しています。そこでブルガリはすべてのサプライヤーに対し、2003年1月1日以降に研磨されたすべてのダイヤモンドに関して、サプライヤーがコンフリクトダイヤモンドを販売していないことを記載した保証書を添付しなければならない旨を通達しました。ブルガリは、受領した保証書を5年間保管しています。いっそう踏み込んだ活動のため、2006年8月4日にブルガリはCouncil for Responsible Jewellery Practices(CRJP:責任ある宝飾のための協議会)に加盟しました。CRJPは2005年に設立された非営利組織で、鉱山から小売に至るダイヤモンドおよび金のジュエリーサプライチェーンを通じて、ビジネス倫理、社会権、人権、環境パフォーマンスに関わる責任ある行動を促進することを目的としています。 ブルガリでは2004年7月より、全従業員を対象とした現行の標準トレーニングパッケージにコンフリクトダイヤモンドの問題とキンバリープロセスに特化したトレーニングセッションが含まれています。

キンバリープロセスについて

1998年、2つの非政府組織(NGO)、グローバル・ウィットネス(英国)とパートナーシップ・アフリカ(カナダ)が、アンゴラおよびシエラレオネの反政府組織が反政府活動の資金源として不正にダイヤモンドの取引を行っていることを、ダイヤモンド業界だけでなく広く世界のメディアに向けて伝えました。

2000年5月、南アフリカ政府が関係諸団体を集め、コンフリクトダイヤモンド問題に関する会議をキンバリーで開催しました。 この会議がキンバリープロセスと呼ばれるようになり、2年の時を経て「キンバリープロセス認証制度」と呼ばれる国際協定が結ばれ、ダイヤモンド原石の生産と取引の規制条件が定められました。この制度は、国境を越えて輸出されるダイヤモンド原石は、不正開封防止機能のついたコンテナで輸送され、ダイヤモンドがコンフリクトダイヤモンドではないことを記載した政府認証の証明書(「キンバリープロセス証明書」)を添付することを義務付けています。 ダイヤモンド業界はすぐに対応し、国連や、主要NGOと協力を開始、コンフリクトダイヤモンドの取引阻止に向けた道を模索し始めました。その結果、2000年7月、世界ダイヤモンド取引所連盟(WFDB)と国際ダイヤモンド製造者協会(IDMA)という、世界規模で主要な製造業および取引所を取りまとめる2つの団体が、ワールド・ダイヤモンド・カウンシルを設立しました。 この組織は、製造者、取引業者、政府および関連国際機関が集まり、コンフリクトダイヤモンドの取引に対する規制が適用されるよう管理することを目的としています。2003年2月、ワールド・ダイヤモンド・カウンシルは、『Essential Guide toImplementing the Kimberley Process』を発行し、ダイヤモンド業界全体に向けて、コンフリクトダイヤモンドの取引規制を目的とした自主規制システムの整備を促しました。このガイドでは、すべての宝飾小売業者に次のことが求められています。

  • すべてのサプライヤーに対して、すべての研磨済みダイヤモンドの証明書を提供するよう求めること。
  • サプライヤーに対して、証明書が必要であることを書面で通知すること。
  • 最低5年間はその証明書を保管すること。
  • Certified member 00001127: the Resposible sourcing certificate

    Responsible Jewellery Council
    (RJC:責任ある宝飾のための協議会)について

    Responsible Jewellery Council(RJC:責任ある宝飾のための協議会)は、鉱山から小売まで、ダイヤモンド・金・プラチナのサプライチェーンに携わる300を超える企業が加盟する国際的非営利組織です。RJCの会員は、サプライチェーン全体を通じ、透明性の高い方法による、倫理、人権、社会、環境に配慮した責任ある行動の推進に取り組みます。会員の取り組みは、製品の品質および生産チェーン全体の倫理性の両方について信頼できる保証を提供することを目的とします。RJCは、全会員に適用される認証システムを策定しています。RJCの会員には、認定された第三者監査人が同認証システムへの適合を検証する監査を受けることが求められます。RJCの会員として、ブルガリはその産業活動をRJCの条件にしたがって行い、生産チェーンに携わるすべての会員企業が確実にかかる条件を遵守するようにします。

    RJC基本原則

    1.ビジネス倫理

    私たちは、高い倫理基準にしたがってビジネスを行うこと、および整合性、透明性、適用法の遵守に取り組みます。私たちは、賄賂および/または便宜金に関係しません。私たちは、マネーロンダリングおよび/またはテロリズムへの資金供与を容認しません。私たちは、キンバリープロセスの認証システム、およびワールド・ダイヤモンド・カウンシルの自主的な保証システムを支持します。私たちは、販売する製品の材料特性について完全かつ正確に開示します。 私たちは、妥当な手段により製品出荷の保全を確保します。私たちは、商業上の秘密およびデータの機密性を尊重します。

    2.人権
    私たちは、国連世界人権宣言に準じ、基本的人権および個人の尊厳を信じ、尊重します。私たちは、児童労働の利用を容認しません。私たちは、いかなる強制、隷属、それに類する契約、あるいは囚人労働をも利用せず、従業員および有給被雇用者の行動の自由を制限しません。私たちは、業務上および各職場における高い基準の健康と安全に取り組みます。 私たちは被雇用者の結社の自由を妨げません。法律によりこれらの自由が禁止されている場合、同等の対話手法を支援します。私たちは、職場において人種、民族、カースト、国籍、宗教、障がい、性別、性的指向、労働組合への加盟、妊娠、所属政党、結婚歴、容姿、年齢、あるいはその他のいかなる適用され得る禁止事由に基づく差別を行いません。職場においては「仕事に適する(Fit for Work)」すべての個人に均等な機会が与えられ、すべての個人はその職務遂行能力に関わりのない要因に基づいて差別を受けません。私たちは、どのような場合においても体罰を行いません。またあらゆる形の品位を傷つける処遇、嫌がらせ、虐待、強制、脅迫を禁止します。私たちは、就業時間および報酬に関する法律を忠実に守ります。かかる法的必要条件が法律により制定されていない場合、一般的な業界標準に従います。私たちは、自社が事業を営むコミュニティの発展を支援し、コミュニティの社会的・経済的福祉に貢献します。私たちは、先住民の権利およびその歴史的・文化的・社会的伝統の価値を理解・尊重します。私たちは、当社事業地周辺で稼働する零細小規模採掘事業者に関わり、幅広いステークホルダー(利害関係者)によるイニシアチブに参加して、責任ある適法な採掘活動を促進します。

    3.環境
    私たちは、環境に責任を持つ方法でビジネスを行います。私たちは、環境への悪影響を除去または最小限に抑えることにより、環境に与える負荷(フットプリント)を管理します。私たちは、効率的な事業運営を確保します。私たちは、生物多様性を高め、生物多様性に与える悪影響を減らす行動をとります。

    4.マネジメントシステム

    私たちは、適用法を遵守し、RJCのCode of Practices(行動規範)への取り組みを公約します。私たちは、自社のビジネスパートナーから自社ビジネスにもたらされるリスクを含む、自社のリスクを評価し、倫理、人権、社会、および環境に配慮したビジネス手法を管理・強化するシステムを構築します。

    RJC認証システムの実施
    RJC認証システムの実施に向けて、Bulgari SpAおよび直接・間接的にその管理下にあるすべての企業は、確実に上記の指針を遵守する方針およびマネジメントシステムを採用しています。2015年1月8日の更新次いで、2017年12月13日、ブルガリはRJC - Code of Practices Certification(行動規範の認証)を新たにしました。 この更新は、常に改善を目指しつつ、倫理的で責任のあるビジネスのオペレーション、そして株主との密な協力において、倫理的で責任のある事業を進めていくことに対する、ブルガリのコミットメントを表しています。 こちらをクリック


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    CoC認証

    2015年6月10日、ブルガリはゴールドジュエリーの製造チェーン全体に対するCoC認証(Chain Of Custody Certification)を取得しました。ブルガリは、このような名誉ある地位を獲得した世界初のジュエリーブランドであり、鉱物サプライチェーンの持続可能性に関してトップクラスに位置しています。
    2018年6月11日、この認証は2021年まで3年間更新され、製造チェーン全体を通して責任を持って供給される金属のトレーサビリティを保証するというブルガリのコミットメントを確実なものとしました。 責任ある宝飾品業のための協議会(RJC)がOCSEのガイドラインに従って制定したこの認証基準は、製造および流通チェーン全体を通じて責任ある方法で供給された貴金属の使用を推進する制度です。 RJCのCoC認証基準に関する詳細は、次のリンクでご確認いただけますwww.responsiblejewellery.com

    責任ある採取工程を経た金属とはどういう意味でしょうか?

    責任ある宝飾品業のための協議会(RJC)は、武力紛争の資金調達を目的とせず、責任を持って採取され、製造および流通チェーン全体を通して責任ある方法で加工された金属と定義しています。 これは、RJCの実施規定で定められている人権、労働環境に関する規則、環境保護、商慣習におけるビジネス倫理の適用が完全に尊重されていることを意味します。 ブルガリは、RJCが制定したCoC認証基準の規定に長期的に準拠するため、金属の採取から最終製品完成までの各製造工程において認証材料を確実に特定するための社内および社外の管理システムを採用しています。 この認証により、製造および流通チェーン全体を通して責任ある採取と加工方法を確実に実施することができます。また、各製造工程で金のトレーサビリティを保証するだけでなく、サプライヤーにも継続的な向上という観点とブルガリが操業する地域の持続可能な開発を促進するという目標を持つよう求めるというブルガリの約束を確実に実施することにもなります。
    認証を見るには、こちらをクリック。

    Bvlgari corporate social responsibility - Chain-of-Custody Certified Entities - Responsible Jewellery Council